【ボクシング】ユーリ阿久井政悟 23日の世界初挑戦へ練習公開 「何が何でも勝つ」
2024年01月11日 16:15
格闘技
相手のアルテム・ダラキアン(36=ウクライナ)とは昨年11月15日に対戦予定だったが、同興行出場予定だったWBA世界バンタム級王者の井上拓真(27=大橋)が練習中に左肋骨(ろっこつ)を骨折したことで延期となっていた。ユーリは昨年12月17日から岡山から東京を練習拠点とし、WBC&WBA世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)やWBC、WBO世界ライトフライ級1位の岩田翔吉(27=帝拳)らと約100ラウンドのスパーリングを重ねた。「いい調整といい準備ができている」と手応えを口にする。
倉敷守安ジム選手としては2001年11月のウルフ時光がWBC世界ミニマム級王座挑戦して以来の世界挑戦。ユーリが勝てば岡山ジム初の世界王者誕生となり「ジムの先輩の姿を見て自分も獲らなければいけない」と仕切り直しとなった初の世界戦に向け意気込み「何が何でも勝つ。それしかないです」と短い言葉の中に決意をにじませた。