【ボクシング】ユーリ阿久井政悟 23日の世界初挑戦へ練習公開 「何が何でも勝つ」

2024年01月11日 16:15

格闘技

【ボクシング】ユーリ阿久井政悟 23日の世界初挑戦へ練習公開 「何が何でも勝つ」
<ユーリ阿久井公開練習>ミット打ちで軽快な動きをみせるユーリ阿久井(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【WBA世界フライ級タイトルマッチ   王者 アルテム・ダラキアン《12回戦》同級1位 ユーリ阿久井政悟 ( 2024年1月23日    エディオンアリーナ大阪 )】 世界初挑戦のWBA世界フライ級1位ユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)が11日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。
 4ラウンドのシャドーボクシング後、WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級4位の梶颯(26=帝拳)との2ラウンドのスパーリングを披露。2ラウンド目から積極的にパンチを出し強烈な左カウンターを浴びせるなど仕上がりの良さをアピール。「先々週末から突然調子がよくなってパンチが切れだしていい状態」と汗を拭った。

 相手のアルテム・ダラキアン(36=ウクライナ)とは昨年11月15日に対戦予定だったが、同興行出場予定だったWBA世界バンタム級王者の井上拓真(27=大橋)が練習中に左肋骨(ろっこつ)を骨折したことで延期となっていた。ユーリは昨年12月17日から岡山から東京を練習拠点とし、WBC&WBA世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)やWBC、WBO世界ライトフライ級1位の岩田翔吉(27=帝拳)らと約100ラウンドのスパーリングを重ねた。「いい調整といい準備ができている」と手応えを口にする。

 倉敷守安ジム選手としては2001年11月のウルフ時光がWBC世界ミニマム級王座挑戦して以来の世界挑戦。ユーリが勝てば岡山ジム初の世界王者誕生となり「ジムの先輩の姿を見て自分も獲らなければいけない」と仕切り直しとなった初の世界戦に向け意気込み「何が何でも勝つ。それしかないです」と短い言葉の中に決意をにじませた。

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