【WBOアジア・パシフィック・フェザー級王座決定戦12回戦 ○同級1位 藤田健児《判定》同級2位 ジョセフ・アンボ● ( 2024年1月20日 東京・後楽園ホール )】
アマ10冠の藤田健児が大差判定勝ちを収め、プロ6戦目で初のタイトルを獲得した。立ち上がりからボディーを中心に攻め立てるも、4回にローブローで相手がもん絶。以降はリズムを崩されたが最後まで力の差を見せつけた。
5人きょうだい全員が格闘家で、長兄の和典さんは元東洋太平洋フェザー級暫定王者。藤田家にとって初の正規ベルト獲得となり「本当は世界がよかったが、どうしても正規のベルトを獲りたかった。藤田家として念願がかなってよかった」と目を赤くしながら喜んだ。