那須川天心“猪木イズム”でボクシング3戦目のKO自信「“やる前から負けること…”じゃないですけど」
2024年01月21日 15:36
格闘技
『風車の理論』とは故アントニオ猪木氏が提唱してきた言葉で、向かい風が強ければ強いほどよく回る風車のように、相手の力を引き出した上で、さらに相手を上回る力を発揮すること。那須川は無敗のキック時代を振り返り「強い相手であればあるほど、僕は実力を発揮できる。世界ランカー関係なく、圧倒できるんじゃないかと思っている」とうなずいた。
10日の公開練習で「“KOする詐欺”をやめたい」と次戦こそは、と初のKO勝利を見据えていた那須川。この日、記者から「KOできなかった場合は…」と問われると「“やる前から負けること考えるやつがどこにいる!”じゃないですけど、やる前からそこは考えないです。もし本当に(KOが)できないとなれば、今の戦いのマインドが違ったんだなというだけ。今回はしっかりとそこも全てつながっていると思う」と故アントニオ猪木氏の名言で決意を示し「やっぱり格闘技以外で楽しいことはないですからね。戦うことでみんなに進化を見せないといけない」と改めて初のKO決着への自信を口にした。