【ボクシング】ユーリ阿久井 世界初挑戦へ「ベルトを持ち帰る」ウクライナから来日ダラキアンには敬意

2024年01月21日 16:20

格闘技

【ボクシング】ユーリ阿久井 世界初挑戦へ「ベルトを持ち帰る」ウクライナから来日ダラキアンには敬意
ポーズをとるダラキアン(左)とユーリ阿久井 Photo By スポニチ
 【WBA世界フライ級タイトルマッチ   王者 アルテム・ダラキアン《12回戦》同級1位 ユーリ阿久井政悟 ( 2024年1月23日    エディオンアリーナ大阪 )】 世界初挑戦のWBA世界フライ級1位ユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)が21日、23日に行われる興行の公式会見に出席した。
 6度の防衛をしているダラキアンと対面し「6度防衛しているだけあって落ち着いている印象。どういった選手かは映像を見てきた。ウクライナが大変な中来ていただいているので現地の人にもいい試合を見せたいし、(能登半島地震の被災地となった)石川県のみなさまにもいい試合を届けたい」と決意を新たにした。

 倉敷守安ジム選手としては2001年11月のウルフ時光がWBC世界ミニマム級王座挑戦して以来の世界挑戦。ユーリが勝てば岡山ジム初の世界王者誕生となり「自分が世界チャンピオンになって岡山の人々に元気を与えたい。ここまでこられたのも地元の皆さんの応援のおかげ。勝ってベルトを持ち帰りたい」とと仕切り直しとなった初の世界戦に向け闘志を燃やした。

 対するダラキアンは、ロシアからの侵攻を受けている中で、13日に約2日半かけて来日。戦争で多くの友人を亡くすなど、母国での調整は簡単ではなかったが「試合できることを楽しみにしているし、場を与えてもらったことを感謝している。私やチームにとってもモチベーションは高い。チャンピオンベルトは必ず持ち帰る」と母国に届ける勝利を約束した。

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