寺地拳四朗「仕上がりは凄くいい」 世界戦の前日計量パス

2024年01月22日 14:37

格闘技

寺地拳四朗「仕上がりは凄くいい」 世界戦の前日計量パス
<LIVE BOXING 6 前日計量>前日計量をクリアし、ポーズを取る寺地拳四朗(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 「Prime Video Presents Live Boxing 6」の前日計量が22日、大阪市内で行われ、WBC&WBA世界ライトフライ級タイトルマッチは統一王者の寺地拳四朗(32=BMB)がリミット(48・9キロ)を200グラム下回る48・7キロ、挑戦者カルロス・カニサレス(30=ベネズエラ)は48・8キロで一発パスした。
 計量後は求めに応じフェースオフで約17秒間、視線を合わせ、最後に寺地から握手を求めた。

 寺地は減量で精かんな顔つきながら、声がかすれることもなく血色もいい。「(関西への移動もあるため)今回は早めに(体重を)落とした。いい感じで落ちて体調はいい」と手応え十分だ。

 挑戦者カニサレスは上背こそないものの、筋肉が浮き上がり絶好の仕上がりと映る体つきだった。その印象について「仕上がっている感じはある。ライトフライ級ではいちばん強いかなと思える選手と対戦できるのは凄く楽しみ」。改めて闘志をかき立てられた様子だ。

 計量を終え、大きな楽しみ食事。今回は「白ご飯と納豆、おみそ汁」と意外なメニュー。これまで高級肉やウナギなど、いわゆる“精がつく”イメージの勝負メシが多かった。「シンプルな和食。こういうのが最近はよくなった。年齢ですかね」。

 リング上のパフォーマンスは円熟味というより、攻撃的に倒しにいくスタイルへ変ぼうを遂げている。食べ物の好みは方向性が違うようだ。

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