【ボクシング】元日本2階級王者・坂晃典が東洋太平洋Sフェザー級新王者 鯉渕健との流血戦制す

2024年02月16日 21:38

格闘技

【ボクシング】元日本2階級王者・坂晃典が東洋太平洋Sフェザー級新王者 鯉渕健との流血戦制す
5回TKO勝利で新王者となった坂 Photo By スポニチ
 【プロボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦12回戦   坂晃典○TKO5回0分44秒●鯉渕健(横浜光) ( 2024年2月16日    東京・後楽園ホール )】 元日本2階級制覇王者で同級5位の坂晃典(32=仲里)が同級6位の鯉渕健をTKOで下し東洋太平洋新王者に輝いた。
 坂は昨年大みそかに前WBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王者の木村吉光(26=志成)と同王座を争う予定だったが、木村が試合直前に体調不良を訴えたことで中止となっていた一戦。初回から右を強振する鯉渕に対し、坂は徐々に左ジャブからペースを握った。3回には有効打で相手左目上を切り裂くと、5回開始後にレフェリーが鯉渕の傷を見てこれ以上の試合続行は不可能と判断。試合を止め、坂が新王者となった。

 4回終了時の公開採点では38―38×2、39―37でジャッジ1人が鯉渕を支持していた中での逆転勝利を「力尽く」で奪い取った坂は「期待していただいていた方には期待通りの試合ができたと思うが、今後のことも考えなくてはいけない試合内容だった」と終始、浮かない表情。それでも「もうちょっと頑張ります」と前を向いた。

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