【ボクシング年間表彰式】井上尚弥「圧倒的な差を見せて突き進みたい」 ネリ戦は大橋会長「来月中には…」
2024年02月19日 15:57
格闘技
スーパーバンタム級転級初戦となった昨年7月のスティーブン・フルトン戦は年間最高試合(世界戦)に選ばれた。「自分の中で本当にやりき切れるのかという思いがあった」と振り返りながら8回TKO勝ち。その後、同12月のマーロン・タパレス戦では10回TKO勝ちで史上2人目の2階級4団体王座統一を達成し「満足する年になった。結果的に100点をつけてもいいんじゃないかなと思う」としみじみと語った。
次戦はWBC同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)を相手に5月6日に東京ドームで防衛戦を行うことが濃厚となっている。「うわさされている5月の試合に向けて、準備はしている。気合入っているし、しっかりと契約が結ばれること。それだけ」と静かに闘志を燃やす。所属ジムの大橋秀行会長も「いろいろと(報道が)出ているけど、来月中にはきっちり発表できる」と話し、井上は「そこ(5月の試合)もしっかりとクリアして、今年は9月と12月ごろに3試合できたらいい。その3試合でも圧倒的な差を見せて今年も突き進みたい」と力強く意気込んだ。