【ボクシング年間表彰式】昨年12月に故穴口一輝さんと対戦した堤聖也が心境を吐露「彼は本物のボクサー」
2024年02月19日 17:28
格闘技
堤はこの日、都内で行われた年間優秀選手表彰式に出席し努力・敢闘賞を受賞。年間最高試合について「いろんな意見が出ているけど、この試合を選んでくれてよかったと思います。この試合じゃなかったらどれ年間最高試合?と聞くと皆さんが迷うと思う。それだけ圧倒的だし、試合後のこととか関係なく、試合内容、あの30分間を見ると、互いが持ち味を全部出した試合。やった僕にしか感じてないこともあるし、穴口選手は本物。彼は本物のボクサーでした。悔やまれるのは今日、この日一緒にいられなかったこと。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と心境を述べた。
今後もボクシング人生は続く。堤はボクサーは常に覚悟を持ってリングに上がっていることを強調し「あの試合は誇りに思っています。格闘技は戦ってきた相手との人生のつぶし合い。戦ってきた人たちの思いはあるが、よりその(穴口さんへの)思いは強い。僕の拳には彼らの思いが乗っている。それを覚悟して自分のスタイルのボクシングを見せていきたい。世界は必ず取ります」と誓った。