【ボクシングトリプル世界戦】初の世界戦メインの井上拓真「過去イチ最強の相手」アンカハス戦へ

2024年02月22日 16:40

格闘技

【ボクシングトリプル世界戦】初の世界戦メインの井上拓真「過去イチ最強の相手」アンカハス戦へ
<トリプル世界戦会見>アンカハス(右)からプレゼントを贈られた井上拓(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【プロボクシング「Prime Video Presents Live Boxing7」 ( 2024年2月24日    東京・両国国技館 )】 24日開催のトリプル世界戦を含む興行に向けた記者会見が22日、都内のホテルで行われ、世界戦で初のメインイベンターを務めるWBA世界バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)は「(メインは)うれしく思う。メインイベンターとしてしっかり勝ちを収めたい」と闘志を燃やした。
 元IBF世界スーパーフライ級王座を9度防衛にしたジェルウィン・アンカハス(32=フィリピン)の挑戦を受ける。「過去イチ最強の相手」と元世界王者を警戒しながら「体重も落ちてコンディションも凄くいい。練習でも過去イチの仕上がりができたし、気を引き締めて最後まで戦って必ず勝ちたい」と意気込む。

 対するアンカハスも「拓真は素晴らしいファイターだが、自分は準備万端。最高の試合ができる状態が整った」と仕上がりに自信を見せる。

 本来の打たせないで打つスタイルの中にヤマ場を増やす「攻撃的スタイル」で挑むことを宣言していた拓真。「勝つためには自分のボクシングを徹底すること。最後は気持ちの勝負になる。気持ちを前面に出して勝ちたい」と兄・尚弥に続く4団体統一に向け、まずは勝利を最優先する。

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