【プロボクシング日本フェザー級タイトルマッチ10回戦 王者・松本圭佑(大橋) ○判定● 同級1位・前田稔輝(グリーンツダ) ( 2024年2月22日 東京・後楽園ホール )】
同級王者・松本圭佑(24=大橋)が10回判定勝ちで2度目の防衛に成功した。
日本拳法10冠の同級1位・前田稔輝(27=グリーンツダ)とのハイレベルな攻防を制した。序盤から右カウンターを合わせ、4回にはダウンを奪うなどじりじりと相手を攻め立てた。最終10回には相手の左ショートを浴びてまささかのダウンを喫し「足が浮いたところにもらってしまった。ダメージはなかったが、後半に集中力が切れてしまうのは自分の課題」と快勝にも反省しきりだった。
22日で大橋ジム設立30周年。幼少期から同ジムに入門する松本は「物心ついたときからいるジム。少しでも花を添えられたならうれしい」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。