【ボクシング】WBCバンタム級新王者の中谷潤人が統一戦意欲 「決まれば誰とでも」日本人対決も歓迎

2024年02月25日 14:07

格闘技

【ボクシング】WBCバンタム級新王者の中谷潤人が統一戦意欲 「決まれば誰とでも」日本人対決も歓迎
ベルトを手に笑顔の中谷(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 プロボクシングWBC世界バンタム級新王者となった中谷潤人(26=M・T)が日本男子7人目の世界3階級制覇を成し遂げた試合から一夜明けた25日、都内のホテルで会見に臨んだ。
 前夜は王者アレハンドロ・サンティアゴ(28=メキシコ)から2度のダウンを奪うなど、一方的な内容で6回1分12秒TKO勝利を挙げた。幼少期から憧れていたWBCのベルトを獲得し「小さい頃に試合を見た両国(国技館)という場所で、このベルトを獲れたことは感慨深い。これからボクシングを始める子どもたちにいい影響を与えられたらいい」と傷一つない顔で笑顔を見せた。

 視線は早くも次戦に向いている。ダメージが少なかったこともあり、1週間後には練習を再開する予定だという。次戦は未定だが、年間4試合行いたい構想も明かした。

 スーパーフライ級時代はかなわなかったバンタム級での統一戦を熱望する。対抗馬となるWBA世界バンタム級王者・井上拓真(28=大橋)との統一戦も見据え「視野に入れている。タイミングだと思うが(試合が)決まればしっかり調整したい」と意欲を示した。

 王者となり、狙われる立場となった中谷。日本人ランカーも多く存在する群雄割拠の階級に「たくさんのタレントがそろう。決まれば誰とでもやる気持ちでいる」と日本人選手の挑戦も歓迎した。

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