平仲会長のプロモーターライセンス無期限停止処分 昨年5月に“替え玉” JBC発表

2024年03月10日 14:58

格闘技

平仲会長のプロモーターライセンス無期限停止処分 昨年5月に“替え玉” JBC発表
平仲会長 Photo By スポニチ
 日本ボクシングコミッション(JBC)は10日、平仲BSジム会長の元世界王者・平仲信明氏(60)のプロモーターライセンスの停止の無期限停止処分にすると発表した。
 平仲氏は昨年5月14日に札幌で行われた主催興行で事前にJBCに申請、承認された選手とは別人のナイジェリア選手2人を出場させた。

 JBCによると、平仲氏は当初、5人(選手2人、マネジャー2人、トレーナー1人)のナイジェリア人を招へい予定だったが5人のビザ発給の申請結果と入国を確認しなかった。

 興行の前日に行われた公式計量ではJBCが平仲氏に対し詐称外国人3人のパスポートの提示を求めたところ、平仲氏はこれを拒否。外国人3人の身元について何らの報告をしないまま、JBCの職員に対し、翌日の興行を開催するよう強く要望したという。

 14日の興行の終了後、平仲氏はJBCに対し、同興行には招へい予定だった3人が参加し、終了後にナイジェリアへ帰国したとの虚偽の説明を繰り返し行っていた。

 JBCは「これらの平仲氏の行為は、ルール第35条第1項第13号に違反するものであり、制裁規程第2条第1号が定める規律違反行為(「JBC試合ルールおよび同ルールにより制定された諸規則等に違反したとき」)に該当する」などと説明した。

 “替え玉”2選手が出場した試合はともに1回KO負けだった。

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