プロボクシングの帝拳プロモーションは12日、都内で会見し、アマ12冠の荒本一成(24)のプロ転向を発表した。19日にプロテストを受験し、6月ごろのデビューを予定している。
奈良・王寺工時代に史上初の高校8冠を達成。パリ五輪出場も目指していたが、昨年の全日本選手権で初戦負けし、帝拳ジムからのデビューを決断した。目標は12年ロンドン五輪金メダリストの村田諒太氏に次ぐ日本人3人目のミドル級世界王者。「偉大な先輩方のようなチャンピオンになりたい」と意気込んだ。また強化育成選手を指定する制度の新設も発表した。