【RIZIN46】篠塚辰樹が日本初“素手ボクシング”マッチを制す 手応え十分の右で相手の顔面破壊
2024年04月29日 19:06
格闘技
インタビュールームに笑顔で現れた篠塚は「試合前にいろいろありましたが、今は安心した気持ち」と率直な感想を口にする。父親には同ルールでの参戦を伝えると「ケガをするな」と言われたという。それが最後にかけられた言葉だったが「今は天国で喜んでいると思います」と気丈に話した。
素手で殴った感触は「(ベアナックルルールは)思った通り半端じゃなかった、スリリングで。鼻を折った瞬間もわかりました。(パンチが)めりこんでいるな、痛そうだなと。自分に合っているルールと思いました」。
ボクシングでは、かつて名門ワタナベジムに所属しプロ戦績3勝(2KO)1敗の戦績。「2発くらいもらったけど拳は大丈夫。ボクシング技術の差はあった」と余裕の表情だった。素手で殴り合うという危険な戦いは強烈なインパクトを植え付けた。ベアナックルルールでの継続参戦には「みんなが見たいなら、やりますよ。違う方向からRIZIN盛り上げていければ」と前向きだった。