日本勢の先陣を切った竹迫司登は判定勝ち ミドル級の高額賞金トーナメント

2024年07月15日 19:45

格闘技

日本勢の先陣を切った竹迫司登は判定勝ち ミドル級の高額賞金トーナメント
ディキンソン(後方左)に判定勝利した竹迫司登 Photo By スポニチ
 英興行大手マッチルーム、NSN、楽天チケットによるプロボクシングのミドル級8人制トーナメント「PRIZE FIGHTER(プライズファイター)」が15日、大阪府吹田市の大和アリーナで開幕した。
 1回戦(準々決勝)第3試合は戦績16勝(15KO)2敗1分けで元日本&東洋太平洋王者の竹迫司登(33=ワールドスポーツ)が、戦績6勝2KOのマーク・ディキンソン(25=英国)と対戦し、10回判定3―0(98―92、97―93、96―94)で勝利した。

 互いに間合いを測る時間もなく、初回から激しくパンチを交換。ディキンソンのパワフルな左ボディー、右のアッパーやストレートに対し、竹迫は威力ある右ストレートを軸に応戦した。5回あたりで早くも両者やや失速気味。ポイント優勢と踏んだのか、7回から距離を取るディキンソンを竹迫が追い、的確に当てて流れをつかんだ。

 6月上旬の会見で竹迫は「開催地が地元・大阪で当日(7月15日)は誕生日。自分のために開催されたのでは、と勘違いしてしまうくらいの大会。優勝します」と宣言していた。実力者がしっかり勝ちきった。

 1回戦、準決勝、決勝の3試合に勝てば計100万ドル(約1億5700万円)の高額ファイトマネーを獲得できる。世界戦を超えると言ってもいい、選手にとっては夢のような大会だ。

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