井上尚弥の次戦は9・3有明アリーナ 元IBF王者ドヘニーを警戒「試合を通して実力を発揮する」
2024年07月16日 13:00
格闘技
![井上尚弥の次戦は9・3有明アリーナ 元IBF王者ドヘニーを警戒「試合を通して実力を発揮する」](/battle/news/2024/07/16/jpeg/20240716s10021000183000p_view.webp)
スーパーバンタム級でWBO2位、WBA6位、IBF7位、WBC9位のドヘニーはサウスポーの強打者。アマで約200戦後、オーストラリアへ渡って12年4月にプロデビューした。18年8月、プロ20戦目で岩佐亮佑(セレス)に判定勝ちしてIBF王座を獲得し、19年1月には高橋竜平(横浜光)を11回TKOで下して初防衛に成功。同年4月にWBA王者ダニエル・ローマン(米国)との王座統一戦でプロ初黒星を喫して陥落し、フェザー級での世界挑戦にも失敗したが、23年6月に中嶋一輝(大橋)に4回TKO勝ちしてWBOアジア・パシフィック同級王者となり、世界戦線に再浮上した。
K―1出身の武居は東京ドーム興行でジェーソン・モロニー(オーストラリア)に判定勝ちし、プロ9戦目でWBO世界バンタム級王座を奪取。初防衛戦がWBO同級1位の比嘉との指名試合になった。比嘉は白井・具志堅スポーツジムから14年6月にデビューして日本記録に並ぶ15連続KO勝利を飾り、17年5月にはファン・エルナンデス(メキシコ)に6回TKO勝ちしてWBC世界フライ級王座を獲得。2度の防衛に成功したが、18年4月のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)戦の前日計量で体重超過を犯して王座を剥奪され、試合も9回TKO負け。無期限のライセンス停止処分を受けた。処分解除、バンタム級転向、ジム移籍を経て20年12月にWBOアジア・パシフィック同級王座を獲得。21年4月の初防衛戦で現IBFスーパーバンタム級王者の西田凌介(六島)に敗れたが、再起後は4連勝を飾っていた。
アンダーカードは以下のとおり。
▽WBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦12回戦
同級暫定王者 イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)vs 同級7位 平岡アンディ(大橋)
▽東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦
同級王者 佐々木尽(八王子中屋)vs 同級10位 カミル・バラ(オーストラリア)
▽日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦
同級王者 下町俊貴(グリーンツダ)vs 同級日本ユース王者 津川龍也(ミツキ)