大橋会長、尚弥の相手ドヘニーは「ネリ以上の怖さ」 Sバンタム級あと2年OK「限界超える減量ではない」
2024年07月16日 15:20
格闘技
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4団体の1つ、WBAからは同級1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との9月25日までの対戦を指令されている。対戦が決まらなければ王座剥奪の可能性もあるが、ドヘニー戦はWBAベルトの防衛も懸かるという。井上はスーパー王者のため、正規王者よりも長い指名試合期限が設定されているはずだが、大橋会長は「スーパー王者(の指名期限)は18カ月だけど、その中でもいろいろあるみたいで…。僕もよく分からない。ルールもあいまいなのか、はっきりした定義はないみたいです」と苦笑いした。もっとも、井上はスーパーバンタム級での対戦候補としてグッドマンやアフマダリエフの名前を挙げており、大橋会長は「他にも無敗の選手とか、ファイトマネーの件やらしっかり交渉できる選手と戦わせたい」と今後について言及。アフマダリエフ陣営は対戦を迫って井上を挑発する駆け引きをしているが、「本人も4団体にこだわってないし、自分もこだわってない。4団体(の王座防衛)は大変で、次から次へと指名試合で自由に動けない」と交渉が決まらなければ王座返上の可能性もあるとした。
井上はこの日の会見で、「あと2年はスーパーバンタム級で」とフェザー級転向はまだ先との見通しを示した。大橋会長も「スーパーバンタム級でも減量はきついけど、バンタム級の時はこれで最後にしないと、という感じだった。今回は、きついけど限界を超える減量ではないので2年はまだ全然いけると思います」と同調した。