尚弥 ドヘニー戦後はグッドマン?アフマダリエフ?”相手不在”も当面はSバンタム級で「全力でこなす」
2024年07月16日 16:20
格闘技
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5月6日には東京ドームで挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)を6回TKOで下し4団体の防衛に成功した井上尚。34年ぶりとなるボクシング興行で4万超の観客を魅了して以来の一戦。モチベーションの低下も心配されたが、井上尚はきっぱりと否定した。「東京ドームで試合ができたことはボクシング人生で凄くキャリアになる一戦だった。その一戦をこの試合で超えられるようなパフォーマンスしないといけない。燃え尽きるのではなく、加速させるような一戦にしたい」。昨年末のタパレス戦前以来となる、ジム内強化合宿を18日からスタート。気の緩みはないことを強調した。
当初はIBF、WBO世界同級1位のサム・グッドマン(25=オーストラリア)との対戦の可能性が浮上していたが一転しドヘニー戦へシフト。全盛期を過ぎた37歳との対戦には、海外では批判的な意見も飛び交った。それでも井上尚は「(2年間で)6試合をフルで前回(ネリ戦)みたいな試合をやるのはほぼ不可能。スーパーバンタムでまだやるのであればなら、いつかこういう試合は絶対にきてしまう」と淡々と話した。
続けて「今回ドヘニーに勝って、次はグッドマンなのか、アフマダリエフなのかはまだ全然話に出てこない。そうなっていくとして、仮にアフマダリエフを撃破したら次は誰とやるのか、そこがまた難しい。ただそういう状況だからといって、体ができていないのに階級を上げる選択肢は今はない。約2年と決めた中で今回はドヘニー。そこは全力でこなしていかないといけない。今は周りの期待や、スーパーバンタム級でやる楽しさなどが加わっているので、そこは心配ない」と”相手不在”でも早期のフェザー級転向を否定した。