比嘉大吾、6年ぶり世界王者復帰&2階級制覇へ武居由樹に挑戦「すぐに終わる可能性がある」

2024年07月16日 13:45

格闘技

比嘉大吾、6年ぶり世界王者復帰&2階級制覇へ武居由樹に挑戦「すぐに終わる可能性がある」
<井上尚弥会見>武居由樹(手前左)に挑戦する比嘉大吾はオンラインで出席し意気込みを話す(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 プロボクシング元WBC世界フライ級王者で現WBO世界バンタム級1位の比嘉大吾(28=志成、21勝19KO2敗1分け)が2階級制覇をかけ、9月3日に東京・有明アリーナでWBO同級王者の武居由樹(27=大橋、9勝8KO)に挑戦する。16日に都内のホテルで発表会見が開かれた。試合当日は4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31=大橋、27勝24KO)―元IBF同級王者テレンス・ジョン(TJ)・ドヘニー(37=アイルランド、26勝20KO4敗)とのダブル世界戦となる。
 デビューから15連続KO勝利の日本タイ記録を持つ比嘉は、前日計量で体重超過を犯してWBCフライ級王座を剥奪され、試合でもクリストファー・ロサレス(ニカラグア)に9回TKO負けした18年4月以来6年ぶりの世界戦。ライセンスの無期限停止処分(19年9月解除)にジム移籍、バンタム級転向後も21年4月に現IBFスーパーバンタム級王者の西田凌介(六島)に敗れるなど苦境を乗り越えてきた。

 霧ヶ峰高原でキャンプ中のため、オンラインで会見に参加した比嘉は、武居について「パンチのある選手なので、すぐに終わったり、終わらせられたりする可能性があるので、気を引き締めて前に出たいと思う」とコメントした。K―1出身の武居に関しては「教科書にないような変則的なパンチとか打ってくるので、そういうところはは読めないし、当日が初めての経験だと思うので、よく見ていろいろやっていきたい」と語った。

 13日から開始した約1週間のキャンプは走り込みが中心で、今後はスパーリング中心に練習に入る。6年ぶりの世界王座復帰へ向け「(世界戦の舞台に)戻ってこられてうれしいです。武居選手はじめ大橋ジム、関係者の皆さまに感謝している」と感謝を口にした。

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