チェ・ジウ、緊急来日が決定!8月16日に映画「ニューノーマル」プレミアムイベントを開催

2024年08月07日 12:00

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映画「ニューノーマル」に出演したチェ・ジウが緊急来日。初日記念プレミアムイベントの開催が決定した。

チェ・ジウ7年ぶりのスクリーン復帰作であり、SHINeeのミンホ、Block BのP.O(ピョ・ジフン)ら豪華キャストを迎えた、映画「ニューノーマル」が、8月16日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。

本作は、韓国・ソウルを舞台に、6人の男女の絡み合う奇妙な運命が日常を一転させ、身近な出会いの裏に潜む恐怖と絶望を描いた予測不可能な新時代の体験型スリラーだ。本国で驚異的な大ヒットを記録したホラー映画「コンジアム」のチョン・ボムシク監督の最新作として注目を集めている。

ソウルでは女性ばかりを狙う連続殺人事件が多発し、世間を賑わせていた。ある日、マンションで一人暮らしをしているヒョンジョン(チェ・ジウ)の元に火災報知器の点検をしに来たという中年の男性が訪ねてくる。図々しく家の中に入ってくる怪しげな男性に不安を覚えるヒョンジョン。一方、デートアプリでマッチングした相手と待ち合わせをしているヒョンス(イ・ユミ)。しかし、そこに現れたのは思いも寄らない人物だった。交差する2つの出来事が予想だにしない結末を巻き起こす。

韓国ホラー歴代興行収入2位「コンジアム」の監督であり、“Kホラーの巨匠”と呼ばれるチョン・ボムシクが、最新作ではサスペンス・スリラーに挑戦し、観客を魅了する。

ドラマ「冬のソナタ」や「天国の階段」などで“韓流トップスター”として愛され、韓流ブームに貢献した韓国を代表する女優チェ・ジウが、本作では、笑うことのできない女性ヒョンジョン役に挑戦し、冷ややかなイメージの中に意外なエネルギーを秘めたキャラクターを演じ、新たな一面を披露している。Netflixのシリーズ「イカゲーム」「今、私たちの学校は…」で世界的なスターダムにのし上がったイ・ユミは、人とのつながりを望む平凡な20代女性ヒョンスを演じ、リアルかつバイタリティあふれる演技を披露している。

さらに、K-POPアイドルグループSHINeeのメンバーであるミンホは、つながりを求める孤独な大学生フンに変身し、ロマンスとサスペンス・スリラーの境界を行き来する多様な演技を披露している。同じくK-POPアイドルグループBlock BのメンバーであるP.Oは、本作がスクリーンデビュー作となる。20代の青年ギジンを演じ、ロマンスに没頭するあまり、ストーカーに変貌する強烈なキャラクターを披露している。ほかにも、ハ・ダインやチョン・ドンウォンなど期待の新人が参加し、錚々たる豪華キャストの集結に作品への期待が更に高まる。

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これまで一貫して“恐怖”についての映画を作ってきたチョン・ボムシク監督。「誰かを、あるいは何かを憎む心が複製され、強化されて作られた結果が『最高の恐怖』『最悪の恐怖』になるのではないだろうか。多くの人が恐怖だけを見せているのであれば、私は希望を描こうと考えると思うが、多くの人が幻みたいな希望ばかりを描くので、私は恐怖を見せるのだと思う。実際、希望よりも恐怖が蔓延している時代だと感じる」と恐怖を描き続ける理由を語った。

登場人物たちが平凡な日常から突如狂気に引きずり込まれてゆく本作では、観客はこれは他人事ではないと感じるが、そのことについて監督は「実は、そういった点を感じてほしいと思い、この作品を構想したところがある。私たちは知らないと思っている人たち同士でも、実は繋がっているんだということも伝えたかった」と話した。

「ニューノーマル」というタイトルについては、「以前は異常だったことをいつの間にか受け入れ、無感覚になっている人々を見ていると、この映画が描くものが現実の世界でも“新たな日常”になりつつあると感じる。この作品では、ニューノーマルに対する解決策を提示するというよりも、とにかくまずは問題提起をしてみようという思いだった。このような状況になった時に、『どうしたらいいのかな』って考えると思う。そうやって悩むことが改善につながっていくというふうに考えた。今の時代の希望というよりも、絶望を提示することによって問題提起をしたいと思った」と本作に込めた想いを明かした。

日本公開に向けて「海外の多くの映画祭から招かれて、ありがたいことに多くの賞賛と反響をいただいたが、まだアジア地域の反応は分からない。特に日本は韓国と似たような社会状況だと思うので、日本の観客の皆さんがどのように観てくださるのかが一番気になる。『ニューノーマル』を応援していただきたい」とメッセージを寄せた。

そして、この度、本作の公開にあわせてチェ・ジウの来日と初日記念プレミアムイベントの開催が決定した。先日8年ぶりの来日で話題となったが、映画のプロモーションとしては久しぶりの来日となる。

さらに、芸人のこがけんや、映画監督の宮岡太郎、声優の野水伊織ら、総勢12人からのオピニオンコメントも到着した。「鳥肌が止まらなかった!」「脚本と撮影の巧みさに酔いしれた」「ネオ・スリラーと言うべき全く新しい恐怖映画」「血生臭くも切ない余韻がしばらく心から消えない」といった、絶賛のコメントが続出した。

◆こがけん(芸人)

おいおいおい! まごうことなきホラーでありながら、なんてエモいんだ……! 不穏な映像と不釣り合いなエモい音楽が、この世界に生きる人々の悲哀を皮肉たっぷりに演出する。断片を垣間見たにすぎない彼らの人生に、ついつい想いを馳せてしまうエンディングも、実にエモい! ホラーを観てこんな気持ちになるなんて……! ここに、“エモホラー”爆誕です!

◆宮岡太郎(映画監督/映画レビュアー)

この世界は様々な孤独や葛藤、そして残酷さで溢れている。一見別々に見えるそれらは、実はどこかで繋がっている。そんな可視化の難しい事実を、独創的なキャラクター達とセンス抜群の恐怖表現で描き出した一本。ネオ・スリラーと言うべき全く新しい恐怖映画がここに。

◆野水伊織(映画感想屋声優)

コミカルな音楽と演出に乗せて、この世の地獄を叩きつけてくる113分。今日の他人の不幸は、明日の自分の成れの果てだと言わんばかりの因果に、胸が締め付けられ泣きたくなった。きっとこれが「ニューノーマル」。善人も悪人も死ぬときはみんな平等。いい人でいればいいことがある時代は、終わってしまったのかもしれない。

◆ジャガモンド 斉藤正伸(お笑いコンビ/映画紹介人)

平山夢明先生の作品や「トリハダ」を思い起こさせる韓国産人怖系映画! 色んな人の様々な被害ケースを映画で知ることになるが……こんなの防ぎようがない! どうしろっていうんだ! 見たら最後。誰もが今後の生き方を考え直すことになるでしょう。

◆人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)

ただ恐ろしいだけではなく、ユーモアや悲哀などの要素も取り入れた奥深さが本作の魅力。ウェブトゥーン的なライトさと、多層的な見応えのあるドラマの両方が楽しめる。血生臭くも切ない余韻がしばらく心から消えない。

◆ISO(ライター)

邪悪なユーモアと日常に潜むカオス、そして破滅的なカタルシスのモンタージュ。殺伐とした大都市で芽吹いた孤独と悪意の連鎖反応は、気色悪いのに小気味良い。まったく、我々はなんて世界を生きているんだ!

◆CDB(映画ライター)

一人暮らしの美女、車椅子の老婆を助ける少年。隣室の女性を盗撮するストーカー大学生。韓国の今を象徴する人物たちが、突然牙をむく“もう一つの現実”に飲み込まれていく。脚本と撮影の巧みさに酔いしれました。

◆MIUの韓ドラ部屋(韓ドラライター)

6人の主人公たちが繰り広げる恐怖のスリラー作品。一つひとつの物語は関連のないように見えるけど、実は繋がっている。色んな伏線に気付いた瞬間、鳥肌が止まりませんでした!

◆ミミカ・モーフ(ホラー映画紹介Vtuber)

誰にでも起こるかもしれない何気ない日常の中の狂気や危険、そしてそれらが絡み合うユニークな構成。どこか馬鹿らしく笑え、そして世の中の不条理にやるせない気持ちになり、最後は不思議と明日も頑張ろうと思える満足感。漠然と日常に満足してない方に是非お勧めです。

◆mikoザウルス(韓国映画沼の住人)

幽霊なんて必要ない、やっぱり人間がいちばんコワイ。衝撃の展開で、まんまと騙される反転「ヒトコワ」系スリラー。「コンジアム」チョン・ボムシク監督は、スリラーでもやっぱり凄い!!! 何も考えずに観ると後ろから鉄球でぶん殴られるよ……?

◆Yumi(フリーアナウンサー)

コンビニに並ぶ商品のようにきれいに包装された、人々の欲望、絶望、狂気。目を覆うどころか目が離せないのは何故なのか。その暗い誘惑を誰しもが抱えながら、したたかに生きていることを知っているからかもしれない。日常に転がるダークネスをここまで小気味良く鮮やかに描いた作品は稀有だ。

◆みんしる(韓流ナビゲーター/MC)

“Kホラーの巨匠”チョン・ボムシク監督が描くのは私たちの日常に潜む恐怖。フィクションだとわかっていてもありえない話ではないと気付かされるその瞬間がホラー。良心ですら踏みにじられる世の中で一番恐ろしいのは紛れもなく人間です。
(順不同・敬称略)

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