Ayumu Imazu「Obsessed」サブスク1億回再生目前 「躍ってみた」で大バズり

2024年10月05日 05:00

芸能

Ayumu Imazu「Obsessed」サブスク1億回再生目前 「躍ってみた」で大バズり
「Obsessed」が世界的ヒットを記録しているAyumu Imazu(中央) Photo By 提供写真
 日本人が作った全編英語詞の歌が日韓で人気を集めている。デビュー4年目のAyumu Imazu(24)が1月に配信リリースした「Obsessed(オブセスド)」。歌の振り付けをKing&PrinceやSEVENTEENら人気アーティストが次々とまねをし人気に火が付いた。来月のライブ開催も決まり、年末に向けて注目が高まっている。
 SNS時代を象徴するような歌だ。Imazuは昨年10月末、まだ完成していないサビだけのデモ音源をTikTokに投稿。国内外のリスナーの反応からインスピレーションを得て、フルサイズの歌を完成させるという斬新な手法を取った。

 その完成版を、振り付け動画にのせて翌11月に再投稿。するとキンプリやJO1、INI、韓国ではSEVENTEENやTWICE、Stray Kidsといった人気アーティストが次々と踊りをまねする動画をSNSにアップし、歌も一気に拡散された。インスタグラムの「トレンド音源」ランキングは日本が2位、韓国が1位を記録。韓国では歌で曲名を検索するサービス「Shazam」でも1位となった。

 サブスクリプション(定額聴き放題)の再生回数はヒットの基準とされる1億回を目前としている。人気を受け、8月には国内最大級の野外音楽祭「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」と「サマーソニック」に立て続けに初出演を果たした。

 歌を広めるきっかけとなった振り付けは友人が考案。肩の力が抜けたゆったりとした動きが特徴だ。人気アーティストが次々と踊ったことに、Imazuは「全く実感がなかった。自分の曲なのにそうじゃないみたいに感じました」と当時の率直な思いを明かした。

 Imazuは2014年、スーパーボウルでのブルーノ・マーズ(38)のハーフタイムショーを見て感動し、単身で14歳から3年半、米ニューヨークに音楽留学。21年に日本でメジャーデビューし、日米に拠点を置いて活動中。全て英語詞の歌はこの曲が初めてで「デモ音源は英語詞だけで日本語訳をつけた。フルサイズにする時も変に日本語を入れるより、英語だけの方が曲の良さが伝わると思いました」と振り返った。

 11月15日にはNovel Core(ノベルコア、23)、翌16日にはNOA(24)と同世代の実力派アーティストとの対バンライブを開催する。「ダンスと歌の両方で音楽の一体感を表現しているところに注目してください」と呼びかけた。(高原 俊太)

 ◇Ayumu Imazu(アユム・イマヅ)2000年(平12)5月12日生まれ、大阪府出身の24歳。6歳でダンスを始め、14年から米ニューヨークに留学。21年8月に「Juice」でメジャーデビュー。今年4月には「Obsessed feat.MAX」をリリース。特技はルービックキューブ。趣味は釣り、卓球。

この記事のフォト

おすすめテーマ

芸能の2024年10月05日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム