文化放送 27日に衆院選特別番組を放送し青木理氏も出演 斎藤社長「いろいろ論ずる機会を提供できれば」

2024年10月15日 13:20

芸能

文化放送 27日に衆院選特別番組を放送し青木理氏も出演 斎藤社長「いろいろ論ずる機会を提供できれば」
27日放送の「文化放送衆議院選挙開票スペシャル~みんなのホンネ~」に出演する(左から)長野智子、大竹まこと、青木理氏 Photo By 提供写真
 文化放送は15日、東京・浜松町の同局で定例会見を行い、27日午後9時から特別番組「文化放送衆議院選挙開票スペシャル~みんなのホンネ~」を放送することを発表した。長野智子(61)がメインパーソナリティーを務め、ゲストに大竹まこと(75)、コメンテーターに青木理氏(57)を迎える。
 青木氏は9月12日にYouTubeチャンネル「ポリタスTV」で、自民党に投票する人について「劣等民族だから」などと発言し物議を醸していた。同27日配信の同番組で「極めて不適切だったと思っていますので、謝罪して撤回をさせていただきます」と話し、地上波テレビ番組への出演を当面自粛する意向を示していた。

 一方、その後も文化放送の番組への出演は継続している。斎藤清人社長は「“地上波のテレビは自粛してラジオはそのままというスタンスはどうなのか”という声があることも私は承知しております」とコメント。この点について、「個人の見解として、テレビとラジオのメディアの特性の違いは大きいとは思ってます」と述べた。そして「テレビではやり取りにどうしても制約が生まれてしまう部分があると思います。ラジオは“それ違うんじゃないか”というキャッチボールの回数を確保できると思います」と違いを説明した。

 青木氏の問題発言そのものについては「謝罪、撤回に値するもの」と言及し「メディアとしては、もちろん受け手側がどのような思いを持たれるかを最も配慮しなければならないと感じている」。一方で、「私としては(青木氏は)謝罪して撤回されてると承知しております」と話した。「青木さんのこれまでの活動もございますし、ジャーナリストとして活動は続けてほしいです。選挙特番に限らず、青木さんの発言に賛同、反対どちらの人もいると思います。文化放送としてはいろいろと論ずる機会を提供していきたいと考えております」と話した。

 柿澤真理子編成部長も「文化放送はやはり言論の自由が守られてる場として、一度の失言で言論が封じ込められるような、認められないような社会であってはならないと考えております」とスタンスを明かした。

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