袴田巌さんの姉が笑顔 弟を「長生きさせたい」 ドキュメンタリー映画公開で舞台あいさつ

2024年10月20日 04:45

芸能

袴田巌さんの姉が笑顔 弟を「長生きさせたい」 ドキュメンタリー映画公開で舞台あいさつ
「拳と祈り」の初日に静岡から駆けつけ、笠井千晶監督(右)とともに舞台あいさつを行った袴田ひでこさん Photo By スポニチ
 1966年6月に静岡県で一家4人が殺害された事件で再審無罪判決が確定した元プロボクサー袴田巌さん(88)の姿を追ったドキュメンタリー映画「拳と祈り―袴田巌の生涯―」(監督笠井千晶)が19日に初日を迎え、東京・渋谷のユーロスペースで巌さんの姉ひで子さん(91)が舞台あいさつを行った。
 弟の無実を信じて闘い続けたひで子さんは「長い裁判が終わり、巌は無罪放免になりました。ただうれしいと思うことだけで浮かれております」と笑顔。

 27日投開票の衆院選の投票用紙も届き、日常が戻りつつあることを明かしながら「巌も88歳。賞味期限は切れてますが、長生きさせたいと思っています」と続け、満員の客席から大きな拍手が湧いた。

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