【船橋・かしわ記念】リッキー 2馬身差完勝でG1・2連勝!!
2014年05月06日 05:30
競馬
ゲート内で落ち着きを欠きスタートはいまひとつ。前は中央5頭が一団。1番人気ワンダーアキュートを見る形で冷静に5番手で進めた。「ペースは速くなく、早めに勝ちにいった。ゴーサインを出したわけではなく馬が自分から上がっていった」。中央の7、8歳馬4頭に対し、強さは際立っていた。
そんな田辺が「一番のプレッシャーだった」とジョークをとばしたのが、この日がオーナー小林氏の誕生日だったこと。「前から言われていたので…」と笑う。中央、地方で飛ぶ鳥を落とす勢いの小林オーナーも「去年の5月5日はコパノリチャードがNHKマイルCで8着。今年は人生で最高の誕生日になった」と喜んだ。5枠5番の愛馬の勝利を55番の指定席で見た。この日のために新調したリッキーの黄色いネクタイがキラリと光った。
注目の今後は6月25日のG1帝王賞(大井)が大目標だが、獲得賞金の関係で中央選定馬になれる保証はない。他馬の動向次第では、G2さきたま杯(28日、浦和)へ向かう可能性もある。
◇コパノリッキー 父ゴールドアリュール 母コパノニキータ(母の父ティンバーカントリー)牡4歳 栗東・村山明厩舎所属 馬主・小林祥晃氏 生産者・北海道日高町ヤナガワ牧場 戦績10戦6勝(南関東1戦1勝)総獲得賞金2億2031万2000円。