【ドバイシーマC】ドゥラメンテ好反応11秒5!ミルコV宣言
2016年03月24日 05:30
競馬
残り4F地点からスムーズに加速して2F23秒2~1F11秒5。伸びやかなフットワークを披露した。直線コースのある競馬場ならではの調教。堀師は「半マイルからしまいの反応を確かめる程度の調教。反応は良かったと思います」とコメントした。
追い切り後は助手からM・デムーロに乗り代わってゲート内での駐立を確認。デムーロは「馬は落ち着いているし、ゲートの中もおとなしかった」と好感触を口にした。両前脚骨折からの復帰戦となった中山記念を勝利。鞍上は「おとなしくなったし、真面目になった」と精神面の成長に目を細める一方で「最後はちょっとフワフワしていた」と久々の影響を感じたことを認め、上積みを見込んでいる。初の海外遠征。到着当初は体重が減ったというが、「環境、気候の違いで少しナーバスになっていたが、今は体重も戻った。適応は凄く早いと感じている」(堀師)と態勢は整った。
デムーロはライバルにも言及した。ドゥラメンテと同じくレーティング世界トップの英国・ポストポンドは前哨戦を完勝。「あの馬は凄いですね。ビッグライバル。怖い」と警戒したが、それでも愛馬への信頼は揺るぎない。「もちろんドゥラメンテも強いし、僕は自信を持っている」。力強く“V宣言”をしてみせた。