【天皇賞・春】ブラック順調12秒0!清水久師自信「いい状態キープ」
2016年04月28日 05:30
競馬
鞍上・武豊の海外遠征により、黒岩が付きっきりで稽古をつけている。1週前は自身が乗りCWコースで6F80秒2~1F12秒1。態勢は整っている。黒岩も好気配を告げた。
「前走で仕上がってましたからね。グンと良くなっている感じではないけど、いい状態をキープしてます。今回は息の入りがいい。呼吸も乱れてない。気配が落ちていることはないです」
前走の大阪杯はG1馬5頭が出走したスーパーG2だった。有馬記念同様に逃げの手を打ったが、最後はアンビシャスに差され首差の2着惜敗。トレーナーは振り返る。
「あの着差だったんで、勝ちたかった。負けはしたけど、内容は良かった。今年の初戦としては、まずまずいいスタートを切れたと思います」
武豊はこのレースで6勝。清水久師は今回も逃げるかどうかを問われ「そのあたりはジョッキーに任せます」と全幅の信頼を寄せた。長丁場は騎手の頭脳プレーが大いに幅を利かせる。“平成の盾男”が絶妙にエスコートする。