21日の名古屋競馬で、自身初の一日3勝をマークした藤田菜七子(19)は22日、美浦で元気に調教に騎乗した。菜七子は3勝について「本当にうれしかった。名古屋は乗りやすいコースだったが、中央とは質の違う砂でいい経験になった」と、一夜明け改めて喜びを実感。先輩女性騎手である宮下、木之前との対戦には「いい刺激になった。あまり話せなかったけど、いろいろ学ばせてもらいました」と目を輝かせた。
師匠である根本師も「勝ててよかった。(負担重量が)3キロ減という恩恵はあったが、中央とは違う流れのレースでよく頑張った。これからも経験を積んでいってほしい」とエール。同じ女性騎手でニュージーランドから短期免許で来日中のリサ・オールプレスも「レースは全部VTRで見たけど、エキサイティングだったわ。初めてのコースでも、とてもうまく対応していたわね」と祝福した。
今週末は中山で土曜1鞍、日曜2鞍の計3鞍に騎乗する。