【フェブラリーS】リッキー 坂路で置き去り!4F52秒8

2017年02月16日 05:30

競馬

【フェブラリーS】リッキー 坂路で置き去り!4F52秒8
軽快に坂路を駆け上がるコパノリッキー Photo By 提供写真
 高校野球のセンバツ開幕は1カ月ほど先だが、コパノリッキーを出場校風に紹介すると“4年連続出場。3度目の制覇を狙う”となる。加えて鞍上がフェブラリーSで歴代最多4勝の武豊とあれば、近況の戦歴的に“優勝候補”でなくても注目度は抜群。
 最終追い切りは坂路併走。4F52秒8〜1F12秒3でザイディックメア(5歳1000万)を瞬発力の差で置き去りにする大先着。だが、村山師はアドバルーンをブチ上げたりはしない。「リッキーは普段からポワーンとしていてつかみづらい。レース当日に本気を出すかどうかだけ」と笑みを浮かべるのみだ。

 その理由は、昨シーズンにある。5〜10月に交流G1・3連勝。特に南部杯はマイル戦で1分33秒5と芝に匹敵する猛烈な走破タイムだったが11月以降は苦戦。調子を落とした訳でもないのにJBCクラシック→チャンピオンズC→東京大賞典の3戦は精彩を欠いた。1週前の追い切りに乗った武豊も「勝つ時はメッチャ強くて負ける時は意外とモロい」と分析。つまりトレーナーの言わんとするところは、勝負を分けるのはリッキーが“本気”かどうかに尽きる、ということだ。

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