【高松・ウィナーズC】“二刀流”河端、力付けて「一撃狙う」
2017年03月17日 05:30
競輪
苦労も多いがそれ以上に得るものも大きい。スピードには定評があったが、自転車競技によってさらに磨かれた。競輪でもトップクラスに迫る力を付けている。
それを証明したのが直前の大垣記念だった。2、8着で迎えた準決勝。打鐘4角からカマシて快勝。SSの稲垣に先着する活躍だった。「2カ月間、競輪の自転車に乗っていなかった。ようやく体になじんできた」。決勝こそ8着に終わったが、手応えをつかんだ4日間だった。
今回へ向けてはナショナルチームの練習地である伊豆で、チームのコーチの下、しっかりと練習を積んできた。前回よりもさらにスピードアップが見込めそうだ。迎える10Rでは先輩の岩津を後ろにしての走りになる。
「なかなか一緒になる機会がないので、しっかりと自分の持ち味を出したい。器用なレースはできないのでスピードを生かした走りで一撃を狙います」
強烈ダッシュで他ラインを封じ、岩津とワンツーだ。