【ウィナーズC】郡司ビッグ初制覇!南関ムードに乗って初代王者
2017年03月21日 05:30
競輪
「4日間の中で車の出が一番良かった。うまく乗り越えられた。中村さんとのワンツーで南関の結束力を見せることができた」
冷静な男らしく、いつも淡々と話す。ただ、優勝を誰に伝えたいかと聞かれ真っ先に出てきたのは父親で師匠の盛夫(56)だった。今も現役。取手に参戦中だ。「泣いて喜んでくれると思います」。この時ばかりは笑顔で表情が崩れた。
今年、最大の目標は地元平塚で開催されるグランプリへの出場だ。「これでグランプリが決まったわけではない。G1優勝、グランプリ出場を目指して一戦一戦を大事に戦っていきたい」。G2を制し、さらにスケールアップした走りで郡司はこのまま突っ走る。
◆郡司 浩平(ぐんじ・こうへい)1990年(平2)9月4日生まれ。神奈川県横浜市出身の26歳。11年1月プロデビュー。通算476戦156勝。通算取得賞金は1億5642万8200円。師匠は父・盛夫(50期)。1メートル65、72キロ。血液型A。