【ドバイシーマC】サウンズ順調!いざ悲願のG1初制覇へ
2017年03月22日 05:30
競馬
最高気温が30度を超えることが多い3月のドバイ。日本では夏場のレースを一度も使っていないサウンズだが、新妻厩務員は「(早朝の)調教時間帯は涼しくて調整しやすい。北海道の夏みたいな」と問題なしをアピール。さらにカイバを夏仕様にして、万全の対策を施している。
重賞勝ちこそないが、菊花賞、有馬記念、ジャパンCで2着。もはやG1制覇は陣営にとっての悲願。さかのぼれば01年、G1・2着4回のステイゴールドが同じドバイシーマクラシック(当時はG2)を制している。ルーラーシップ、エイシンヒカリも海外で初G1制覇。飛行機での輸送、不慣れな環境など課題が多い海外遠征でも、そのハンデをここ一番で力に変えてきた名馬も多い。
7頭立ての少頭数だが、ポストポンド、ハイランドリールとメンバーは粒ぞろい。「世界の一流どころ相手になるが、いい状態で出せれば勝負になると思っている。タイトル?もちろん獲らせてあげたい」と言葉に力を込めたトレーナー。欲しいのは、頂点だけだ。