ドバイ国際競走の「ドバイワールドカップ(G1、ダート2000メートル、14頭)」が日本時間の26日未明、アラブ首長国連邦(UAE)のメイダン競馬場で行われ、アメリカのアロゲートが優勝した。2着もアメリカのガンランナーで、日本勢ではアウォーディー(牡7=松永幹)の5着が最先着。
ゴールドドリーム(牡4=平田)が立ち遅れ気味のスタート。ラニ(牡4=松永幹)は出は良かったものの二の脚がつかず大きく離れた後方を進んだ。ガンランナーが逃げる展開となり、先団の後ろにアウォーディーが、そして中団内目にアポロケンタッキー(牡5=山内)がつけた。アロゲートは後方から3番手。向正面でゴールドドリームは外へと持ち出し上がっていったが、3、4コーナーで前を行くガンランナーと後方から一気にマクっていったアロゲートに、日本勢は大きく水をあけられる。結局アロゲートが直線余裕を持ってガンランナーをかわし、そのままゴール。2011年以来となる日本勢2度目のドバイワールドカップ制覇は幻となった。
▼5着アウォーディー(松永幹師)健闘してくれた。どの馬もキックバックを受けたが、次走は帝王賞(6月28日、大井)の予定。
▼8着ラニ(ムーア)距離は長い方がいい。
▼9着アポロケンタッキー(ルメール)ペースが速くて凄く忙しかった。
▼14着ゴールドドリーム(モレイラ)残り800メートルくらいから疲れてしまったので無理させなかった。距離も長い。