新規騎手試験合格の南関トリオ 闘志を燃やす赤津&藤田&桜井
2017年03月31日 05:30
競馬
藤田凌(17=大井・荒山)は苫小牧市出身。父がノーザンF空港牧場で調教の仕事をしており、ノーザンホースパークで乗馬経験を積んだ。「厳しい競馬社会の一員として、たくさんレースをもらうことがまずは目標です」と表情を引き締めた。
川崎市出身の桜井光輔(17=川崎・八木喜)は2人の名手を強く意識。親族が“鉄人”佐々木竹見元騎手と知り合い。ビデオで見た騎乗フォームに憧れた。佐々木氏と接し、その人柄に尊敬の念を抱いている。勝負服は桃一色。ピンクといえば3500勝ジョッキーの内田利雄だが「若さをアピールし、ミスターピンクに勝ちたい。粘り強さは誰にも負けません」。今年も桜の季節がやってきた。(池田 裕文)