【川口・オールスター】大外から伝説刻む!大胆不敵な鈴木圭
2017年05月03日 05:30
オート
エンジンに関しては「(完全優勝した昨年11月の浜松)日本選手権ほどではないが自分好みの感じになってきた」と満足げ。熱走路で追い込み勢が苦労する中、準決12Rの上がりタイムは3秒359。昨年大みそかの当地SGスーパースター。真冬の高速走路という絶好条件下でマークしたVタイム3秒349にも迫る勢い。もはや次元が違っている。
「序盤で、悪くても3番手は確保したい。甘くないと思うけど追う展開の方が気持ちは楽」と話した。SG4連覇への意気込みを改めて聞かれ、苦笑まじりに「周りには気にしてもらって、自分は気にしない」。22歳はニュートラルな精神状態を保っている。
鈴木圭の後は高橋貢以下、枠番選択順に1枠から枠番が埋まっていった。いずれ劣らぬ猛者7人の闘志に火がついたのは明らかだ。それでも「混戦なら、さばいていけるエンジン状態だと思う」と王者は動じない。
間違いない。今日、オートレースの歴史が変わる。ピンクのナンバーワン勝負服が川口で規格外の伝説を刻む。