【日本ダービー】強敵アルアイン倒せる!ペルシアンがV候補
2017年05月23日 05:30
競馬
(2)距離実績 2400メートルでのタフな一戦。全ての優勝馬には1800メートル以上の芝レースで連対経験があった。キョウヘイ、ジョーストリクトリはマイル重賞を勝っているが、この距離は未知数。
(3)前走 前走は皐月賞4着以内かオープンVが条件。例外は桜花賞2着から参戦した07年ウオッカを含めた3頭だけ。ここで皐月賞5着レイデオロ、9着カデナの実力馬たちが脱落。
(4)青葉賞組は? アドミラブルの大物感は認める。それでも総勢30頭出走した青葉賞組が優勝なしのデータは見逃せない。同じ青葉賞組だったシンボリクリスエス、ゼンノロブロイはダービー2着に泣き、後にG1馬になった。アドミラブルを安心して狙えるのはもう少し先か…。
(5)上がり3F 残ったのは皐月賞1、2着の池江勢2頭。ここで注目したいのは秘める末脚の威力。過去23頭のダービー馬は本番までに2回、メンバー中最速の上がり(3F)を叩き出していた。アルアインは皐月賞を上がり34秒2の脚でしぶとく差し切ったが最速上がりを記録したのは新馬戦の1回のみ。対してペルシアンナイトは6戦中4回で計時。府中の長い直線を制するには、強じんな末脚が必要と判断。
結論 ペルシアンナイトが全項目をクリア。皐月賞(2着)は早めに動く積極的な競馬で負けて強しだった。最終項目まで残ったアルアインは強敵だが、逆転の目は十分だ。