【日本ダービー】ミスターX 名門・池江厩舎アーサー戴冠へ

2017年05月28日 05:30

競馬

 東京10R・ダービーはサトノアーサーだ。毎日杯からの参戦は、名門・池江厩舎が狙い澄ましたローテーション。時間をかけてじっくり成長を促したことで、ダービー馬にふさわしい実力を身につけた。その毎日杯も皐月賞馬アルアインの2着で、外を回ってメンバー最速の脚(上がり3F33秒3)を繰り出したなら負けて強し。この中間で大きく逆転していても驚けない。
 最終追いは同じCWコースで追い切られた僚馬2頭(アルアイン、ペルシアンナイト)をしのぐ究極の切れ味(ラスト1F11秒5)。肉食獣のごとく併走馬を追いかける迫力は、怖いほどだった。今年の皐月賞はレコードが飛び出す高速決着。消耗度を考えれば、1冠目をパスした判断は大きなアドバンテージとなるかもしれない。池江厩舎第三の矢、レース後はそんな評価ではなくなる。馬単(6)かえら(1)(7)(11)(12)(13)へ。

 東京12R・目黒記念は生粋のステイヤー、モンドインテロに託す。全4勝が2400メートル以上。久々に2000メートル戦に挑戦した前走・大阪杯(8着)は相手も強かったが、ラストで脚を余していた印象だ。なぜか2500メートル戦は2戦未勝利(16年目黒記念5着、アルゼンチン共和国杯4着)だが、共にV馬からは0秒2差以内。この距離が特段合わないわけではないはずだ。前走から引き続きの内田とのコンビ。鞍上の豪腕は長距離戦でより生きる。ここが重賞初勝利の予感だ。馬単(1)から(2)(4)(10)(12)(18)へ。

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