【サウジアラビアRC】ステルヴィオ12秒9、落ち着きに納得
2017年10月05日 05:30
競馬
新馬戦がスタートした週に東京芝1600メートルのデビュー戦を勝つと、2戦目は札幌のコスモス賞。コース、距離、重馬場など初めての条件をクリアした。着差こそ首だったが、師は「馬が若いから、あちこちに行って競馬をするのはそんなに楽じゃない。それでも勝ち切ったということは大きい」と愛馬を称えた。その間に厩舎が新エリアに引っ越し、帰厩時には同じ美浦でも環境が変わった。「最初の1、2日はガチャガチャしていたが、落ち着きを取り戻した」。師は高い環境適応能力に目を細める。
兄ボルゲーゼ(父キングカメハメハ)も管理する師は「兄姉よりこちらの指示に従ってくれる余裕がある。それがロードカナロアの良さじゃないかな」と分析する。快勝した新馬戦と同じ舞台。産駒初勝利に続いて初重賞Vを飾れば、一番星はスターへと変わる。