【スワンS】G1レーシングに勢いあり!サングレーザーが重賞初制覇
2017年10月28日 20:22
競馬
「返し馬はうるさかったけど、道中は落ち着いて走れました。のめることもなかったですよ。先頭に立って物見しそうになったけど、最後までしっかり走ってくれました」
勢いがあるのはジョッキーだけではない。馬主のG1レーシングはこの日、8Rのオールポッシブルに続いて京都で2戦2勝。先週のプラタナス賞ではルヴァンスレーヴが大楽勝をおさめており、秋を迎えて注目度が増している。代表の吉田正志氏は「きょうは浅見先生が朝からギャグを連発していたので、何かあると思っていました」と口も滑らかに、喜びを口にした。
「以前に比べると精神面が成長していますね。直線は馬場の悪いところに行ったので“あちゃー!”と思いましたけど、よくさばいてくれました。ここを勝たないとG1には行けませんでしたし、本当に嬉しいです」
次走はマイルCS。さらに相手は強くなるが、今の勢いなら5連勝でのG1制覇も夢じゃない。これまでG1では22戦して2着2回、3着2回と惜敗続きのG1レーシングだが、その名にふさわしいG1の栄冠は、もう少しで手の届くところにある。