【香港C】ワーザー “地元の誇り”と圧倒的存在感
2017年12月06日 07:40
競馬
年末の香港Cでも大いに期待されたが、夏に後肢を負傷。復帰に手間取り8カ月以上の長期休養へ入った。
リベンジの17年はすでに7戦を消化。復帰戦の香港スチュワーズC(6着、芝1600メートル)を無事に終えると、香港ゴールドC、チャンピオンズ&チャターCのG1を優勝した。3着を外した3戦は全てマイル戦。2000メートル以上のレースでは圧倒的な存在感を放っている。鞍上・ベリーとは2戦前からコンビを組み、前走のG2香港ジョッキークラブCを見事に勝利。昨年出走を断念し、モーリス&エイシンヒカリと並ぶ“3強”は成立しなかったが、今年は間違いなく中心的な存在となりそうだ。
人気は日本のエース格ネオリアリズムと分け合いそうな情勢。2頭の間には6歳、新旧のクイーンエリザベス2世Cの覇者と共通点も。だが、その双肩に“地元の誇り”が懸かるワーザーは不気味な存在だ。