【皐月賞】逃走あるのみ!一発狙うアイトーン 腹くくる国分恭

2018年04月13日 05:30

競馬

【皐月賞】逃走あるのみ!一発狙うアイトーン 腹くくる国分恭
一発を狙うアイトーン Photo By スポニチ
 追い切り翌日のトレセンは動きが少なく、こんなときはスタンドでジッとしていても仕方がない。柏原は朝イチの調教をチェックしてから五十嵐厩舎へ。気になっていたのがアイトーンだ。大仲(スタッフの休憩スペース)をのぞくと、ちょうどいいタイミングで五十嵐助手に話を聞けた。
 「厩舎に来たばかりの頃は気が小さかったし、体も弱くてとにかく馬っ気が凄かった。それでデビュー前に、いったん放牧へ。再入厩後はだいぶ良くなっていました」

 昨秋の新馬戦で7着に敗れ、2戦目でガラリ一変。スタート後、促しつつ先手を奪うと直線しぶとさを発揮して1馬身半差の快勝だった。2、3番手で進めた2戦は連敗したが、年明けの福寿草特別がまたも逃げ切り。さらに休み明けの前走・若葉Sは出ムチを入れ、狙い通りの逃走で皐月切符をもぎ取った。

 「この中間も状態はいいですよ。ここ2走を見ると、いい根性をしていますよね。競馬のスタイルは決まっているので、あとはジョッキーに任せるだけ」

 コンビを組む国分恭は、かつて五十嵐厩舎に所属。師匠から手綱を任され、自身6度目のG1に臨む。国分恭は「逃げた時しか結果が出ていないので、それを変える必要はない。腹をくくって行きます」と力強い。

 木曜の枠順発表は3枠6番。外枠希望とあって五十嵐助手は「内ですか…」と複雑な表情だったが、「テンから出していっても引っ掛からないのは強み。ハナを主張するだけして、仮に2、3番手になったとしても向正面で行き切る形になると思います」と積極策で大金星を狙う。

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