【天皇賞・春】4歳は空前絶後のハイレベル 3頭上位独占も!?
2018年04月27日 05:30
競馬
そこから、チェスナットコートを送り込む矢作厩舎へ。調教を終えて引き揚げてきた岡助手に感触を聞くと「遅生まれ(5月8日)で以前は緩さもあったが、夏を越して力を付けてきた」と成長に目を細める。
重賞挑戦した日経賞(2着)は鋭く伸びてガンコに迫った。「長距離が得意な蛯名さんも心強い。中山より京都の方が走りやすそう。勝ち馬との差を詰められたら」と力を込める。4歳勢3頭の中では唯一、クラシックの舞台を未経験だが「何とか強い世代の一角に入れば」と締めくくった。
午後からは投票所で取材。サトノクロニクルの川合助手は「エンジンの掛かりが遅いので、京都の下り(坂)を生かして加速していければ」と舞台替わりを歓迎する。4歳勢は3頭とも好感触。決まった枠順(2)(8)(10)もいい。4歳世代の“上位独占”もあると確信した寺下は、この中から本命馬◎を選ぼうと決めた。