【NHKマイルC】吉田隼リョーノ激走で波乱ある?
2018年05月03日 05:30
競馬
武井師とミーティングを終えた吉田隼は冷静な口ぶりで「追い掛けてる方が真面目に走る。直線で抜けると馬を待ってしまう」と説明。先頭に立つと減速する悪癖がネックと言うが、そこは鞍上の手腕で克服できる範囲。「東京(クロッカスS)で勝ったように中団から。前に馬がいた方がちゃんと走れる」。今週からチークピーシーズを再着用。馬具効果で一変を期待しつつ潜在能力を最大限に引き出す腹づもりだ。
鞍上は「リョーノは体形的にもダートの短いところなのかな。でも分かんない。去年も(リエノは)走ったので。リョーノも走ってほしい」と願うように締めくくった。厩舎、馬主、騎手の“三位一体”が生み出す昨年と同じ激走パターン。波乱の導火線に火を付けるのはこの馬に違いないと小野は気になり始めた。