日本中央競馬会(JRA)の林満明騎手(51)は23日、東京競馬場で行われた東京ジャンプステークス(JG3)でアスターサムソンに騎乗し、JRA史上初の障害レース通算2000回騎乗を達成。区切りとなるこのレースを最後に引退した。
ラスト騎乗は最下位(11着)に終わり「(1番)人気の馬で負けてごめんなさい」と話したが「長く騎乗するにはなるべくけがをしないように落ちること。馬が跳ぶ美しさを伝えてほしい」と後輩にメッセージを残した。
林騎手は1986年3月にデビューし、障害では通算197勝(うちアップトゥデイトなどで重賞15勝)を挙げた。