【セントウルS】カンプー及第点!サマースプリントS戴冠へ
2018年09月06日 05:30
競馬
アトレヴィード(3歳500万)をパートナーに、ピッチの利いたフットワークを繰り出す。後半にさしかかるとビシッと促され、4F54秒7〜1F12秒7でフィニッシュ。頭差遅れたが、僚馬に食らい付き及第点だ。指揮官が切り出す。
「馬場が悪かったからあまり時計は出なかったけど、この中間も変わらずに来てますね。レース後の反動もない。使い詰めでも疲労が残らないし、ちゃんと回復してくれます」
前走の北九州記念は2番手で流れに乗った。ハイペースの中、3着に踏みとどまった。「飛ばした割には残ってくれた。(同厩舎の)ダイメイプリンセスに対して最後まで抵抗していましたね。多少ハイペースで行っても崩れないのがいい」と話す。その時にマークした1分6秒9は持ち時計No・1。速い時計に対応できたのも収穫だ。
この3着もあって、サマースプリントシリーズ逆転Vのチャンスも出てきた。勝てば12点を獲得、21点でアレスバローズを抜きトップに立つ。森田師は「そういうのは気にしてない」とサラリと流した。とはいえ、盛り上がりにスパイスを加えるのも確か。酷暑を頑張り抜いた3歳乙女が、秋の阪神で大きな勲章を手に入れるか。