【三国ルーキーシリーズ】春園 握って初V 鮮やか逃走決めた

2018年10月26日 05:30

ボートレース

【三国ルーキーシリーズ】春園 握って初V 鮮やか逃走決めた
記念の盾を掲げる春園(右) Photo By スポニチ
 ボートレース三国の「ルーキーシリーズ第19戦」は25日、第12Rで優勝戦が行われ、1番人気の春園功太(27=三重)がインから押し切ってルーキーシリーズ初優勝を飾った。今年は2度目、通算では3度目のV。
 準優後は吉田の“足”を警戒して直線の強化を示唆した春園だったが、勝負師の勘で乗り味重視を選択。これが一番の勝因だった。

 「目イチでまくってくるのも想定して握って回れる状態にして行きました」

 動きのない枠なり3対3。春園のタイミングはコンマ15。一方、カドの佐藤隆は07だ。想定内とはいえドキッとして当然。「締めてくるのが見えたので1Mに寄りました」。懐がなくなり落として回れない状態。追い風が吹く中、握って旋回できる乗り心地を強化していて正解だった。3コースの村上が佐藤隆に抵抗したこともあり、スピード逃げが鮮やかに完成した。

 「これから記念が続くので、今節は気持ちを入れていこうと思ってました」

 連続A1も確定。11月1日からの若松では待望の周年記念初出場。この勢いがどこまで通用するか、春園は静かに闘志を燃やしている。

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