【若松・全日本覇者決定戦】田村 G1・11度目V!瓜生振り切り年末GP望み

2018年11月07日 05:30

ボートレース

【若松・全日本覇者決定戦】田村 G1・11度目V!瓜生振り切り年末GP望み
G1勝利にガッツポーズの田村 Photo By スポニチ
 G1全日本覇者決定戦優勝戦が6日、ボートレース若松12Rで行われ、1号艇の田村隆信(40=徳島)が優勝。G1Vは昨年の鳴門地区選手権に次ぐ11度目。若松周年は初制覇となった。2着は瓜生正義、3着は江夏満だった。
 この優勝戦メンバーだ。簡単に田村を勝たせてはくれなかった。グランプリ出場を懸け、気合十分の瓜生が強ツケマイに出る。バックでは田村より前に出た。一瞬ヒヤリ。場内もざわつきかけた。しかし、田村は踏ん張り切った。「瓜生さんのターンが早かったが、出られることはないと思っていた」。本人は予想以上に冷静だった。2Mを回って振り切り、決着をつけた。

 やはり若松は相性がいい。SGオーシャンC初制覇(04年)の地。その後もオーシャンCで2度、MB記念も2度優出している。若松でのSG優出は他場を大きく引き離す。そして平成最後の若松周年を初制覇。まさに田村にとってドル箱水面だ。

 優勝賞金900万円を上積み。賞金ランキングは29位に浮上した。暮れのグランプリ出場へ、望みが出てきた。芦屋チャレンジCは走れないため、次の地元・鳴門ダイヤモンドCで優勝&滑り込みを狙う。「グランプリに出場できたら裏ルートみたい。しっかり走りたい」。勝負の一節が地元G1。奇跡を呼ぶ可能性はゼロではないだろう。

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