【ジャパンC】いぶし銀サウンドここにあり
2018年11月23日 05:30
競馬
あとは2つ年を重ねた分がどうか。岡崎が問うと、「そこやな。でも、気持ちはまだまだ若い。顔がオッサンになったぐらい」とジョークを飛ばしつつ、愛馬のひと頑張りに期待した。
今年3戦は目黒記念12着→札幌記念4着→毎日王冠9着。確かに成績は全盛期と比べるべくもない。ただ、着順ほど内容は悪くない。とりわけ札幌記念は後方から外を回して伸び、一瞬は勝つかのシーンをつくった。前走の毎日王冠は距離不足。ただ、この一戦は決して無駄ではなかったと振り返る。「前走で短い距離を使ったことで前向きさが出た。夏も悪い出来ではなかったけど、今年の中では間違いなく一番やね」。
東京芝2400メートルはおそらくベストだ。重賞はおろかオープンすら勝っていないが、銀メダルはG1で3回、G2で4回。長く中長距離界を支えてきた名バイプレーヤーの、もうひと頑張りを応援したい。