土曜の京都メイン11R「第5回京都2歳S」は1番人気のクラージュゲリエが直線で力強く伸びて優勝。クラシックの有力候補に名を連ねた。
クラージュは道中、中団後ろを追走。流れが遅く多少行きたがる面を見せたが、モレイラは慌てず、手綱をガッチリと握る。勝負どころで一気に進出して4角で先頭を射程圏内に入れる。直線はブレイキングドーンとの叩き合いになって内から見事に差し抜けた。鞍上は「いい馬です。好スタートを切ったし、ポジションも満足だった。直線でスペースが空いてからの反応が素晴らしかった」とレースを振り返る。さらに「今日のフィーリングだと、将来性を期待できる。クラシックでも十分にチャンスはあると思うよ」と高い評価を与えていた。