【フェブラリーS】戸崎、菜七子Vへの秘策 コース攻略法
2019年02月15日 05:30
競馬
ポイント(2)徐々に落ち着く流れ スタートから3コーナーまでのバックストレッチは642メートル。どんな流れになりやすいのか?「ゲートを出て位置を取りにいく馬が多いので前半は速くなりやすいが、3コーナーまでが長いしコーナーも緩やかなので、4コーナーまでに少しずつペースが落ち着いていく感じ」と戸崎。広々とした東京ならではの独特な展開。スムーズな対応が求められる。
ポイント(3)コース取りは馬の性格次第 ペースが落ち着くため、4コーナーでは馬群がぐっと固まりやすい。そこで問題になるのが、いわゆる“キックバック”だ。芝と異なり、ダートでは前の馬が蹴り上げる砂の影響も少なくない。「砂をかぶって嫌がる馬もいれば、大丈夫なタイプ、むしろやる気を出すタイプもいる。馬群に入れるのか、外を回すのかは、それぞれの馬の性格次第」と戸崎。パートナーとの綿密なコミュニケーション、そして瞬時の判断が必要となる。
ポイント(4)切れ味が必須 どの馬も脚がたまった状態で最後の直線を向きやすいコース形態。となれば、求められるのは瞬発力だ。戸崎は「僕のイメージとしては、速い脚を使えないと対応できない気がする。メリハリの利いたレースができるタイプが合うコース」と断言する。今回騎乗するサンライズノヴァは当舞台【4102】と抜群の好成績。「後ろから行く馬はワンターンのコースの方が合うのは確か。コーナー4つの中山などでは中団くらいにつけないと厳しいが、東京は直線も長いので4コーナーまで我慢できるし、後ろからでも十分届く」と、適性の高さに太鼓判を押している。