11歳ウルトラカイザー 佐賀競馬で輝く“年寄りの星”に
2019年03月08日 05:30
競馬
3歳時にJRA小倉に遠征し、くすのき賞を制するなど地元生え抜きとして早くから活躍。期待は大きかったが、3〜5歳時に、じん帯を傷めて2度の長期休養を強いられる苦難もあった。その時期、真島師は脚元のことを考えて坂路のあるホッカイドウ競馬への移籍を決断。「北海道で大事に育ててもらったからこそケガも完治した」と感謝する。
17年、4年4カ月を経て佐賀に帰ってきた。「今でも若い馬より調教をこなす。佐賀でも北海道でもかわいがってもらったからか、ここまで精神力が続くのは珍しい。“年寄りの星”として頑張ってくれている」と真島師。息の長い活躍で佐賀競馬をけん引し続けている。(秋田 麻由子)